伝統と革新の境界線は? 芸術家ムンクに対するノルウェー市民の願い

2011以来、ノルウェーのアーティストであるBjarne Melgaardと建築事務所snøhetta(スノヘッタ)は、アーティストが住む住居の実現に向けて、設計モデルのアイデアを交換し続けてきました。その結果、「a house to die in」と呼ばれる1つのアイデア画が誕生しました。U.F.Oのような黒色の外観は、動物のような生き物に支えられ、浮くように建っています。

snohetta a house to die bjarne melgaard norway designboom

ノルウェーのオスロに「Kikkut」と呼ばれる地域があります。ムンクの叫びで有名なEdvard Munchのアトリエと住居は、この地域に存在していました。そして、この地域からある問題提起が始まりました。かつての型破りな建築物は、伝統的な建築様式に塗り潰されるように破壊されていく。伝統と芸術、建築と芸術の境界線はどこなのか?地域の芸術的な自由と建築の革新はどこにあるのか" この提起は、国・行政に対する人々の声でもあります。

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ノルウェー政府は、芸術的遺産をどこまで保護するべきなのでしょうか?この問題提起は、Edvard Munchの創作地であった場所を守り続けたいという人々の願いから生まれました。Edvard Munchは、ノルウェーの歴史と文化、アイデンティティの一部であり、その作風は多くのノルウェー人に影響を与えていると人々は説明しています。

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snohettaa house to die in2011年にプロジェクトが開始された

これらの市民の訴えと行政の対応に対する判決は、数週間の議論を経てまとめられる予定です。最終的な解決には市議会や建設・建築物を管轄する行政機関での話し合いも必要とされます。snohettaKjetil Traedal Thorstenは、このように話します。「私たちは、この議論がとても感情的なものであることを再度認識すべきなのです。この議論に感情的な論点が含まれないならば、ノルウェー人の半数が、ノルウェー人にとって重要な論点を認識していないことを意味してしまうと感じています」

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2011年以来、ノルウェーのアーティストであるBjarne Melgaardと建築事務所snøhetta(スノヘッタ)は、アーティストが住む住居の実現に向けて、設計モデルのアイデアを交換し続けてきました。その結果、「a house to die in」と呼ばれる1つのアイデア画が誕生しました。U.F.Oのような黒色の外観は、動物のような生き物に支えられ、浮くように建っています。

designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/snohetta-a-house-to-die-in-norway-02-05-2018/

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